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マーキュリー、プロジェクト関係者のニーズを取り入れたテスト管理ツールを発表


 マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社(以下、マーキュリー)は、テスト管理ツール「TestDirector」の最新バージョン「TestDirector Enterprise 8.0」を12月19日より出荷開始すると発表した。対応OSは、Windows 2000 Advanced Server/Server/Professional(SP2/SP3)とNT 4.0(SP6a)で、このほかWebサーバーとしてIIS、データベースとしてSQL Server 2000などが必要となる。

 TestDirectorは、テスト工程全体を集約して一元管理し、システムテストの作業効率を向上させるソリューション。今回のバージョンアップでは、プロジェクトに変更などが発生した場合のトレーサビリティを向上させる自動通知機能、テスト結果や不具合の関連づけを表示するレポーティング機能、ワークフローを制御するVisual Basicスクリプトの作成機能など、プロジェクト関係者からのニーズを反映したものが多く追加されているという。また今後、レポーティング機能を強化するためのモジュールとして「Advanced Reports Add-In」が追加提供される予定。

 さらに、今バージョンよりライセンス体系を変更。5ユーザーライセンスを基本として、同時アクセスユーザー数が1ユーザー単位で追加可能となり、従来よりもユーザー数の拡張が柔軟に行えるようになったとのこと。価格は5ユーザーライセンスが480万円、追加ライセンスが42万円。

 マーキュリーでは、新バージョンの発表に続いて、SIベンダーやエンドユーザーを対象としたトレーニングコース開設や、プロモーション活動を積極的に展開するとしている。



URL
  マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社
  http://www.mercury.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.mercury.co.jp/company/pr/press_releases/121803td8.0.html


( 石井 一志 )
2003/12/19 00:01

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