株式会社シマンテックは12月24日、企業内にあるPCクライアントのソフトウェア導入、ディスクやパーティションの複製などを一括して行える管理ソリューションの最新版「Symantec Ghost 8.0 Corporate Edition」を発表した。
Symantec Ghost Corporate Editionは、クライアントPCのディスクイメージのクローニング機能により、OSと各部門で標準のアプリケーションをインストールした状態のイメージを作成し、各PCに配布することで一括してセットアップを行うことができる。また、管理コンソールから、複数のクライアントPCに対してさまざまなタスクをリモートで実行することが可能。
今回発表された最新バージョンでは、管理コンソールからクラアントPCのハードウェアとソフトウェアの構成をリモートで調査し、その結果をインベントリに格納して情報を管理したり、管理対象のPCをグループ化して動的フォルダを作成したりすることが可能となった。
また、従来サーバーでの集中管理が必要だったPCのバックアップ/復元イメージを各クライアントPCに保存することができ、イメージ復元時のネットワーク負荷を軽減することができるようになった。
価格は法人向けで100クライアントライセンス購入時の単価が1,900円(使用するクライアント数で計上)、リセラー向けの単価が1,000円(クローンを行う回数で計上)。
■ URL
株式会社シマンテック
http://www.symantec.co.jp/
プレスリリース
http://www.symantec.com/region/jp/news/year03/031224.html
製品情報
http://www.symantec.com/region/jp/products/ghost_enterprise/index.html
( 朝夷 剛士 )
2003/12/24 14:20
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