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富士通、異機種間データ連携向けのファイル転送サーバーソフトウェアの最新版を発表


 富士通株式会社は1月9日、ファイル転送サーバーソフトウェアの新バージョン「Solaris OE版 Linkexpress 3.2」、「Solaris OE版 Linkexpress Advanced Edition 3.2」、「Linux版 Linkexpress V3.0L20」、「AIX版 Linkexpress 3.0」を発表した。同時にSolaris OE版、Linux版で「Replication option」の新バージョンも発表されている。

 価格は10サーバーの接続ライセンスを同梱する1サーバーのライセンスが、Linux版で128,000円、Solaris OE版、AIX版で300,000円。Solaris OE版 Advanced Editionは100サーバー接続可能な1サーバーライセンスが980,000円。Replication optionはSolaris OE版が250,000円、Linux版が98,000円。

 Solaris OE版、Linux版の新バージョンでは、同社のクラスタリングソフトウェア「PRIMECLUSTER」の最新版やOracle Database Enterprise Edition 9.2.0が新たにサポートされた。

 Linkexpressは、TCP/IP、FNAをはじめ高信頼なFTP拡張プロトコルをサポートし、帯域制御機能も備えたファイル転送サーバーソフトウェア。4GB以上の大容量ファイルも高速に転送可能で、IPv4/IPv6混在環境での利用も可能だ。運用監視機能や自動スケジュール機能も備え、アプリケーションと連携したシステムの構築や、異種DB間での抽出・格納・編集といったデータ連携が行えるため、基幹データベースと連携したデータウェアハウスの構築や、オプションによるデータベースのレプリケーションも可能となっている。

 Advanced EditionではHTTPとSSLをサポートしており、インターネットを利用したファイル転送が行える。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  Linkexpress
  http://software.fujitsu.com/jp/linkexpress/


( 岩崎 宰守 )
2004/01/09 14:51

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