インフォコム株式会社と翼システム株式会社は1月13日、インフォコムの帳票仕分けシステム「OpenBOST」のデータを翼システムの「Universal Connect/X」を経由して帳票データのプリント出力を可能にする新オプション「OpenBOST SVF Adapter」を共同開発し、両社製品の連携を強化することを発表した。2月末に発売の予定で、価格はOpenBOST1サーバーライセンスあたり500,000円。
OpenBOSTは、基幹システムからの出力データを配布先ごとに帳票として自動配布/出力するソフトウェア。電子帳票とプリント出力の振り分けも行え、メインフレームとの連携にも対応している。
Universal Connect/Xは、ERPなどの既存システムから、XML、TXT、CSV、固定長データなどを取得し、印刷データを指定の帳票形式にマッピング、サーバーの各種実行モジュールと組み合わせて帳票生成を自動実行するソフトウェア。
今回の共同開発について両社では、CSVデータを帳票化して配布・管理することへのニーズに応えたものとしている。その内容は、OpenBOSTへのCSVデータの仕分け機能の追加と、翼システムの制御情報の自動生成、Universal Connect/Xでのファイル内の複数フォーム切替機能への対応となっている。
なお1月22日には、両社共催により「レガシーマイグレーションセミナー」を東京コンファレンスセンター品川にて開催する予定。
■ URL
インフォコム株式会社
http://www.infocom.co.jp/
翼システム株式会社 情報企画事業部
http://www.tsubasa-tool.com/
プレスリリース
http://www.infocom.co.jp/cone_new_jp/info/press/2004/p04011301.html
( 岩崎 宰守 )
2004/01/13 16:57
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