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NTT-AT、無線LANのチャンネルごとに電波分析が可能なソフトウェアを発表


 エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は、電波シミュレーションソフト「QualityMeister3D Ver.5」を1月14日から販売する。対応OSはWindows XP Professional/2000/Me/98で、価格は338万円。

 QualityMeister3D Ver.5は、NTT-ATがNTT環境エネルギー研究所の研究成果をもとに開発・販売している電波シミュレーションソフト「QualityMeister3Dシリーズ」に、「無線LANチャネルシミュレーション機能」などを加えたもの。同機能では、建築用CADデータなどをもとに、アクセスポイントのチャンネル設定や配置、電波の干渉源、受信位置から電波伝搬や通信特性を解析し、受信レベルやスループットなど12種類の評価方法で結果を表示する。これによりユーザーは、最適な無線LAN機器の配置が実現できるという。

 また、従来のバージョン同様、図面などのデータを利用してPC上でシミュレーションが行えるため、遠隔地への出張費用などを削減できるほか、シミュレーションに際して特別な知識は必要がないとのことだ。

 同社では、初年度に100セットの販売を目標としている。



URL
  エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
  http://www.ntt-at.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ntt-at.co.jp/news/2004/release02.html


( 石井 一志 )
2004/01/13 17:02

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