日本キャンドル株式会社は、日本IBM株式会社の異機種間連携ミドルウェア「WebSphere MQ」を監視するツールの最新版「OMEGAMON XE Management Pac for WebSphere MQ」を1月14日より発売する。価格は1,800,000円から。
OMEGAMON XE Management Pac for WebSphere MQは、WebSphere MQに操作の自動化や障害パフォーマンス管理の効率化といった機能を追加する監視ツール。新バージョンではLinuxに対応したほか、64ビットCPUも新たにサポートした。またアプリケーション統計機能とエラーログ取得機能を新たに搭載したことで、アプリケーション別に使用状況やエラーの把握を行えるため、障害原因をハードウェアとアプリケーションで切り分けることが容易になった。
このほか従来からの機能として、ネットワークの構成管理、テストメッセージの作成、アプリケーションによるメッセージの開発段階での編集と本番環境への移行などがある。またWebSphere MQのクラスタリング環境への移行もサポートしており、WebSphere MQ構成定義のXMLベースでのインポート/エクスポートも可能となっている。
動作OSは、Red Hat Linux、SUSE Linuxに新対応したほか、Windows 98/NT/2000、Solaris、HP-UX、AIX、OS/2、S/390(MVS、z/OS)、AS/400(OS/400)、Tandemに対応する。
■ URL
日本キャンドル株式会社
http://www.candle.co.jp/
ニュースリリース
http://www.candle.co.jp/news_event/press/pr_040114.html
OMEGAMON XE Management Pac for WebSphere MQ
http://www.candle.co.jp/solution/websphere/omg_de_mgtpack.html
WebSphere MQ family(日本IBM)
http://www-6.ibm.com/jp/software/websphere/bi/ai/mq/
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( 岩崎 宰守 )
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