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NTTデータ、ASP型のシングルサインオンサービスを提供


 株式会社NTTデータは1月20日、インターネットで会員向けサイトを開設している企業向けのシングルサインオンサービス「e-z-Login」を、ASP型サービスとして1月下旬より提供を開始すると発表した。

 e-z-Loginは、インターネット上の認証が必要なサイトにログインするためのID、パスワードを同社が構築するサービスセンターに預け、利用者はサービスセンターで一度認証を行うだけで、各対象サイトへのログインを可能とするサービス。ASPで提供するため、対象サイトにおいてのシステム的な対応をする必要がなく、独自にシステムを構築するのに比べ短期間で認証サイトを構築できる。

 同社によると、ユーザーがあらかじめ導入企業の会員サイトでID・パスワード登録を行ってシングルサインオン機能を利用する「利用者登録方式」としては、日本初のサービスとのこと。

 価格は初期導入費用が30万円、1ユーザーあたりのサービス利用料は30円/月から。同社はカード・証券・通信・ポータル・ショッピングサイトなどを中心に、2005年度までに20社の利用と5億円の売上を目指す。

 また同社は、すでに提供開始しているアカウントアグリゲーション(口座情報集約)サービスやWeb明細サービスとの連携など、各種決済サービスと連携したサービスを顧客の要望に応じて提供する予定があるとしている。



URL
  株式会社NTTデータ
  http://www.nttdata.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.nttdata.co.jp/release/2004/012000.html


( 朝夷 剛士 )
2004/01/20 18:40

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