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システムズユニオン、BI分野に本格参入 |
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BIツールベンダー買収により、OLAPツールの機能を強化
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システムズユニオン株式会社は、レポート・分析ツールの新バージョンとして、BI（ビジネスインテリジェンス）ツールとしての機能を拡張した「SunSystems Vision 6」を1月26日にリリースした。同社では今回の製品発表に伴い、これまでの会計分野からBI分野への進出を図りたい考え。
同社代表取締役社長の竹田 謙二氏は「これまでは、主に外資系企業の日本法人や日本企業の海外現地法人などへ、ツールの販売から導入、サポートまでを行っていた」と延べ、「今後はSIなどとのパートナー提携を拡大、国内中堅規模企業に積極的にアプローチし、日本発進型のグローバルソリューションを提供していく」と語った。また英Systems Unionの強みである「ホテル、建設、金融（銀行・証券・保険）などの各業種に特化した製品の提供にも力を入れる」という。
同社マーケティング部 マネージャーの鷲山 博史氏は、「価格や難易度の高さの面から、従来はBIツールがあまり普及していなかった中堅企業へ向けた製品」としている。「インターフェイスは、エンドユーザーの使いやすさが重視されている」という。 データ照会・分析ツールの「Vision Executive」は、ドリルダウン、エクスパンド、ブレイクアウト、キューブ分析などが可能で、このほかMicrosoft Excel/Wordとの統合ツール「Vision XL」「Vision Word」からも分析やレポーティングが行える。 外部データソースとの連携は、アプリケーション統合ツール「Vision Generator」により、データベース間のビジネスロジックを融合させるデータアクセスサービス「SerDuct」を作成することで行える。Microsoft SQL、ORACLE、DB2、SYBASE、CACHE、ACCESS、BTRIEVE、CONCORDE、DBASE、FOXPRO、MICROFOCUS、RETRIEVEといったデータベースとの連携が可能だ。 このほか予算管理のプロセスとバージョン管理が行えるツール「Vision Budget Management」と、レポート生成、配信を自動化するツール「Vision Alert」から構成される。
動作環境は、サーバー側がWindows NT 4.0 SP6a/2000 Server SP3/Server 2003、Terminal Server（Citrix Metaframe）v1.8/XP。クライアント側はWindows NT Workstation SP6a/2000 SP3/XP Pro SP1a。このほか稼働用のデータベースとしてMicrosoft SQL Server 7.0 SP3/2000 SP3、Oracle 8i/9iのいずれかが必要となる。 ■ ＵＲＬ システムズユニオン株式会社 http://www.systemsunion.co.jp/ プレスリリース（BI分野への本格参入） http://www.systemsunion.co.jp/corporate/newsroom/2004-01-26-a.html プレスリリース（SunSystems Vision 6リリース） http://www.systemsunion.co.jp/corporate/newsroom/2004-01-26-b.html
（ 岩崎 宰守 ）
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