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エンカレッジ・テクノロジ、情報システムの監視を一元化するソフトウェアの最新版


 エンカレッジ・テクノロジ株式会社は、統合運用プロセス管理ソフトウェアの新バージョン「Encourage Super Station Ver2」(以下ESS)を2月より販売する。価格は最小構成で4,150,000円より。同社では初年度50本の販売を目指している。

 ESSは、情報システムの監視を一元化するソフトウェア。OSの稼動状態や各種システム管理製品のイベント情報を集約し、ITサービスの観点からシステムの全体監視を最適化する。

 新バージョンでは、監視対象コンポーネントとその周辺との「依存」と「影響」の関係に基づいて影響範囲と原因可能性範囲を推論するエンジンを搭載した。これによりオブジェクトを検索して、影響範囲をグラフィカルに表示することで、トラブルによるサービス停止時間を短縮する。

 また、ひとつの問題原因に対して多数発生する障害イベントをインシデント単位で管理することで、管理者の課題を明確化し、問題解決までの時間短縮を支援する。

 また、インターネット経由で遠隔保守などのシステム管理を可能にする「ESS Remote Operator」を新たに搭載した。このほか監視対象に対して計画停止をスケジュールする機能を搭載し、停止が計画されたものか、トラブルかを切り分ける際の人的ミスを排除する。



URL
  エンカレッジ・テクノロジ株式会社
  http://www.et-x.jp/
  プレスリリース
  http://www.et-x.jp/news/20040129.html


( 岩崎 宰守 )
2004/01/30 13:02

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