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日本IBM、Lotus Notes/Dominoほかの新バージョンを提供開始


 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は2月4日より、コラボレーションプラットフォームの最新版「Lotus Notes/Domino 6.5.1日本語版/英語版」、「Lotus Enterprise Integrator 6.5.1英語版」のダウンロード提供を開始した。

 Notes/Dominoは、クライアントソフトの「Lotus Notes」、サーバーソフトの「Lotus Domino」、そしてWebクライアントの「Lotus Domino Web Access」などで構成されるコラボレーションプラットフォーム。

 Dominoの新バージョンでは、LinuxでのJVMサポート対象が1.3.1 SR2から1.3.1 SR6へアップデートされたほか、Red Hat Enterprise Linux 2.1でマルチプロセッサ環境をサポートした。

 Notesでは、カレンダーエントリーの削除、カレンダーの詳細印刷オプションが追加され、Workplace for Notes内のTodayページでの機能が拡張された。

 Domino Web Accessでは、WebブラウザでMozilla 1.4.1 for Linuxを、OSでRed Hat Linux 9、Red Hat AS 2.1、United Linux 1.0 SP2をサポートした。またオフラインでの暗号化メールの送信と保存に対応したほか、性能も向上している。

 このほか、「Domino Access for Microsoft Outlook」、「Domino Connector for SAP V1.7.1」でもサポート環境の拡大や機能拡張がなされている。

 また各製品のメディアパックは、Notes/Domino日本語版が4月9日、Notes/Domino英語版が3月5日、Enterprise Integrator英語版が3月12日より入手可能になる。

 このほか今回の新バージョンは、時期は未定ながら今後のリリースが予定されている「Lotus Sametime」、「Lotus QuickPlace」、「Lotus Workflow」などの関連製品と協調動作するよう設計されているため、同社では製品を6.5.1に統一すれば、余分なテスト工数をかけずに動作が可能としている。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  Lotus Notes/Domino 6.5.1およびLotus Enterprise Integrator 6.5.1の発表
  http://www-6.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf/ByLetterNo/LOT04001

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( 岩崎 宰守 )
2004/02/04 19:35

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