ネクサンティス株式会社は2月18日、各種サーバーやVPN環境の構築、セキュリティ機能などをパッケージングしたLinuxベースのソフトウェア「Supervisor(スーパーバイザー)」を発表した。出荷は3月を予定している。
Supervisorは、CD-ROM1枚にWebサーバーやメールサーバー、VPN、ファイアウォール、IDSなどの機能が含まれており、PCを利用してCDから起動するとOSを含めてこれらの機能すべてを自動でインストールすることができる。
Supervisorに含まれている主な機能はWebサーバー、メールサーバー、プロキシサーバー、DNSサーバー、ファイルサーバー、ファイアウォール、IDS、パーソナルファイアウォール、VPN、帯域幅制御、重要ファイルのバックアップ・リカバリー機能、レポート機能。
Webサーバー、メールサーバーにはURLやアンチスパムなどのフィルタリング機能が装備されている。VPNはPPTPおよびIPSec方式に対応するほか、SSL-VPNにも順次対応予定。ファイアウォールやIDSは、ライブアップデートにより随時最新のパターンファイルを保つことができる。各機能はWebブラウザからGUIで設定の変更が可能。
価格は、10クライアントライセンスに1年間のライブアップデートプランが付属して86,400円、100クライアントに同プランが付属して351,000円。
■ URL
ネクサンティス株式会社
http://www.nexantis.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nexantis.co.jp/News_source/2004_02_18_Supervisor_v4.html
( 朝夷 剛士 )
2004/02/18 15:18
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