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SPSS、統合型マイニングプラットフォームの新バージョンを発売
エス・ピー・エス・エス株式会社(以下、SPSS)は、統合型マイニングプラットフォームの新バージョン「Clementine8」を2月27日より出荷する。価格は1CPU/1クライアントで540万円、1CPU・10クライアントが840万円。アカデミック版はそれぞれ110万円、280万円となる。同社では今後1年間に200ユーザーへの販売を目標としている。
Clementine8は、データ、テキスト、Webログデータを対象とした分析が行えるデータマイニングツール。結果はGUIによるノンプログラミングで、データベースへの展開やグラフ・表への出力が可能だ。
新バージョンでは、全データの概要をグラフで一括表示させるデータ検査、グラフやヒストグラムを利用してデータのクラスタレベルでの特徴を明確化するクラスタビューア、数値型データを等間隔に分割したり、区分の設定を指定することで、例えば顧客を購入金額順に並べ上位2人が売上の8割を占めるといったデータ把握が可能となるデータ分割などの新機能を追加した。このほかインデータベースマイニング機能を強化し、データマイニング実行時のデータの移動を縮小したほか、データテーブルの内部・外部結合が可能となっている。
動作OSは、クライアント側がWindows Me/NT 4.0 SP6/2000/XP。サーバー側はWindows NT Server 4.0 SP6/2000で、Solaris、AIX、HP-UX各版も順次リリースされる予定。また同社では大規模ユーザー向けのオプションツール「Cleo」を近く発表するとしている。
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URL
エス・ピー・エス・エス株式会社
http://www.spss.co.jp/
Clementine
http://www.spss.co.jp/product/clementine/cle.html
( 岩崎 宰守 )
2004/02/24 11:47
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