日本ストレージ・テクノロジー株式会社は2月25日、メールアーカイブソリューション「Email Xcelerator」シリーズのコンポーネント「Email ArchiveMaster」を2月25日より出荷する。価格は1000メールボックスで7,500,000円から。
米国では、企業に課せられるメールデータの保存義務などの法令を順守するため、その管理体制が重視されている。同社では、国内でも訴訟や監査、情報漏えい対策としてメールデータ管理の必要性が高まるとしている。
Email ArchiveMasterは、メール管理ソリューションであるEmail Xceleratorシリーズのアーカイブ機能をもつコンポーネントで、企業の電子メールデータの保存と管理を効率化する。日付の古いメールや添付ファイルを、同社製品であるライトワンスのテープメディアや規格に準拠するメディアなどに自動的に移動することで、サーバースペースを節約、オンラインストレージのコストを削減する。またプロフェッショナルサービスを利用することで、他社のアーカイブ機器もサポートする。
またLotus NotesやMicrosoft Exchangeとシームレスに統合されるため、エンドユーザーは従来の環境で作業が行える。
同社では、2004年中にEmail Xceleratorシリーズの検索用追加コンポーネントを発表するほか、将来的には、メール本文と添付ファイルの審査、保存、分類に関わる規則に準拠する機能も追加するとしている。
■ URL
日本ストレージ・テクノロジー株式会社
http://www.storagetek.co.jp/
プレスリリース
http://www.storagetek.co.jp/company/pressroom/2004/040225.html
( 岩崎 宰守 )
2004/02/25 13:16
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