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日本IBM、短期間でメインフレームによるe-business環境を構築できるパッケージを発表


 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は2月25日、短期間でメインフレーム環境でのe-businessアプリケーション構築を可能にする、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを一体化したソリューションパッケージ「IBM eServer Integrated Platform for e-business on zSeries V2.3」(以下、IPeB)を、3月1日から出荷すると発表した。

 IPeBは、日本IBMのメインフレーム「zSeries」のLinux専用処理機構(プロセッサ)などのハードウェア、仮想マシンOS「z/VM」、Linux OS、WebSphere Application Serverなどのソフトウェア、導入や保守のサービスをパッケージ化したもの。ユーザーの要望に応じてパッケージ内容を追加・変更することもでき、DB2 UDBやTivoliなども対象とすることも可能。またそれらのソフトウェアの連携・統合などのテストはIBM側で行い、ユーザーごとに導入手順もカスタマイズして納入するという。

 価格例は、すでにメインフレーム「z990」を導入済みの場合、IBM eServer z990 Linux処理機構、SuSE Linux Enterprise Server 8 for S/390、IBM WebSphere Application Server V5.1が含まれる最小構成で、およそ1,900万円から。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.ibm.com/news/jp/2004/02/02252.html


( 石井 一志 )
2004/02/25 13:58

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