BMCソフトウェア株式会社は2月25日、IT資産のライフサイクル全体を管理する、米Remedyのソフトウェアスイート「IT Service Management Suite 5.6(以下、ITSM Suite)」と、ビジネスアプリケーション構築プラットフォーム「Action Request System 6.0(以下AR System)」の販売を開始した。
ITSM Suiteは、ITサービス部門および予算管理部門におけるヘルプデスク、アセット管理、変更管理、サービスレベル管理などの業務を対象に、「Help Desk」、「Asset Management」、「Change Management」、「Service Level Agreements」で構成されるIT資産のライフサイクル全体を管理するソフトウェアスイート。サービスデリバリプロセス(サービスレベル管理、可用性管理)において、ITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたフレームワーク「ITIL」準拠の認定を受けている。
価格は、Help Deskが170万円から、Asset Managementが595万円から、Change Managementが340万円から、Service Level Agreementsが170万円から。なお、アプリケーション稼働用にAR Systemが必要となる。
AR Systemは、企業内のさまざまな業務プロセスの自動化を支援するビジネスアプリケーション構築プラットフォーム。GUI上の操作でアプリケーション画面やワークフローが作成でき、同時にデータベーステーブルの自動生成が可能。オープンアーキテクチャを採用しているため、他アプリケーションやデータソースとの連携もできる。
新バージョンの特徴は(1)アプリケーションを開発するにあたり、サーバー固有のアプリケーションとするか複数のサーバー間で自由に移動できるアプリケーションとするのかを事前に設定可能(2)データの自動アーカイブ機能の追加(3)Unicode DBへの対応など。
価格は3ユーザーライセンスで340万円から。
■ URL
BMCソフトウェア株式会社
http://www.bmc.com/ja_JP/
プレスリリース
http://www.bmc.com/BMC/News/CDA/hou_PressRelease_detail/0,3519,4807124_0_13105412,00.html
( 朝夷 剛士 )
2004/02/25 18:23
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