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富士総研、SCS、SAPジャパン、中堅建設業向け基幹システム導入キットを提供
株式会社富士総合研究所(以下、富士総研)と住商情報システム株式会社(以下、SCS)、SAPジャパン株式会社の3社は、中堅建設業向けの基幹システム導入キット「C-Kit」を共同で開発、3月2日より出荷する。3社では初年度5社、3年後20社への提供を見込んでいる。
C-Kitは、SAPジャパンのSAP R/3導入経験に、SCSの会計テンプレート導入実績と富士総研の建設業への導入実績を融合した基幹システム導入キット。主に売上高500~2000億円の中堅建設業向けとなっており、テンプレートを活用することで9カ月、約2億5千万円からの導入が可能となっている。
キットは、SAP R/3、財務会計、管理会計、工事管理モジュールのほか、建設業界向けのアドオンパッケージ、テンプレート、マニュアルなどで構成されており、建設業の受注、施工、竣工、アフターフォローといったプロセスを工事単位で損益管理できる。このほか標準的なジョイントベンチャー会計、固定資産管理の機能も含まれている。またSAP R/3の統合データベースにより工事管理と管理会計・財務会計が統合されているため、管理コストの分析や経営情報の把握も可能だ。
このほか情報系と基幹系システムの一体化を基本コンセプトにしており、既存の作業所原価管理システムや営業系支援システムなどと柔軟に連携することも可能とのこと。
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URL
株式会社富士総合研究所
http://www.fuji-ric.co.jp/
住商情報システム株式会社
http://www.scs.co.jp/
SAPジャパン株式会社
http://www.sap.co.jp/
ニュースリリース(富士総研)
http://www.fuji-ric.co.jp/newsrelease/ckit040302.html
ニュースリリース(住商)
http://www.scs.co.jp/news/10new/20040302.htm
( 岩崎 宰守 )
2004/03/02 18:42
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