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日本コンピュウェア、Windows用デバイスドライバ開発の統合支援ツールを発売


 日本コンピュウェア株式会社3月3日、Windowsのデバイスドライバ開発をサポートする統合支援ツール「DriverStudio 3.1 英語版」と、そのコンパクトセット「SoftICE Driver Suite 3.1」の販売を開始した。

 DriverStudioは、Windowsプラットホームにおけるデバイスドライバ開発のライフサイクル全体をサポートする統合支援ツール。フレームワーク作成からエラー検出、デバッグ、テスト、チューニングまでの開発に関わる全工程を支援するツールで構成されている。

 今回発表された最新バージョンでは、Microsoft DDK(ドライバ開発キット)との互換性を維持しながら、Visual Studio .NET 2003/2002との統合開発環境(IDE)を実現し、Visual Studio 6.0にも統合された。これによりVisual StudioのIDEから直接コンパイル、リンクを行うことができ、ドライバやアプリケーションの開発環境を一元化することができる。また、従来のC++に加え、C言語でドライバ生成ウィザード「DriverWizard」を利用することが可能となった。

 このほか、デバック・チューニングツール「SoftICE」がCMware 4.0をサポート、「Visual SoftICE」がAMD 64ビットCPU(Opteron、Athron 64)をサポートするなどの強化が行われている。

 価格はDriverStudio 3.1が440,000円、SoftICE Driver Suite 3.1が280,000円。



URL
  日本コンピュウェア株式会社
  http://www.compuware.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.compuware.co.jp/corporate/pressrelease/2004/040303.html


( 朝夷 剛士 )
2004/03/03 17:59

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