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EPエンジン、チームラボ、ネットマイル、消費者動向分析・予測サービスをASP提供 |
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株式会社イーピー・エンジン（以下、EPエンジン）、チームラボ株式会社、株式会社ネットマイルの3社は、企業の商品企画担当者などへ向けたブランド解析/消費者動向分析・予測サービス「BDB（ブランドデータバンク）」を4月上旬よりASP提供する。価格は初期費用200,000円、月額50,000円から。3社では初年度に100件の契約と1億円の売上を見込んでいる。 チームラボとEPエンジンでは、マーケティング分析用として、顧客を9タイプにセグメントしてそれぞれのブランド志向性から顧客のし好性を読み取る「EP-engine」を共同開発。今回多くのユーザーからのフィードバックが得られるネットマイルと提携することでサービスを提供する。 ネットマイルは、インターネット上でポイントサービスを提供している企業。同社ではECサイトを保有する加盟企業480社に対して、マイル発行高に応じて従量課金を行っている。220万人のユーザーは、会員登録や商品購入、アンケートを行うことでマイルを貯め、同社より提供される特典と交換できるシステムとなっている。会員構成は一般のインターネットユーザーと同様に男女比は56:44。消費購買の中心層となる20～30歳台の社会人が多く、ブロードバンドユーザーが9割を占めるといった特徴がある。 BDBサービスを行うにあたり、ネットマイル会員3万人以上に対して、「多岐にわたるジャンルで、ラジオボタンやチェックボックスでなく、入力を要する項目も多い」（ネットマイル取締役畑野氏）160項目からなるアンケートを実施した。このためユーザーの好みについての詳細が把握可能となっている。この回答を元に、分析を加えたデータがASPサービスとして提供される。アンケートは今後も半年ごとに行われ、データが更新されていくという。 EPエンジンの坂井氏は、「大量清算・大量消費の時代から、消費者のものを見る目が変化してきている」とし、「消費者のニーズを把握して、これに合った商品開発を行う必要性が増している」と述べた。そして利用者としては「自動車や電気、通信、化粧品などのメーカーの商品企画開発担当者を想定している」という。 BDBサービスには、条件設定した母集団に基づいて個人の所有物や指向をランキングする「ヒューマンブランドツリー（HBT）」、特定ブランドへの所有・好みをもつ集団の傾向を把握できる「プロダクトブランドツリー（PBT）」、このブランドを企業に置き換えた「コーポレートブランドツリー（CBT）」、2つのブランドユーザー間の好みの相違を比較できる「コンペア」の4つの機能がある。
3社ではこうしたデータに対して、EP-engineを用いて消費態度年齢と感性傾向を軸とした分析を行ってグラフ化し、会員には無料で提供していく。
■ ＵＲＬ 株式会社イーピー・エンジン http://www.ep-engine.co.jp チームラボ株式会社 http://www.team-lab.com/ 株式会社ネットマイル http://www.netmile.co.jp/ BDB（ブランドデータバンク） http://www.branddatabank.com/
（ 岩崎 宰守 ）
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