アドビシステムズ株式会社は、企業向けXMLオーサリングツールの新バージョン「Adobe FrameMaker 7.1 日本語版」を4月上旬より発売する。価格はWindows版が110,000円、Solaris Personal版が182,000円、UNIX Shared版が272,000円。
新バージョンでは、コンディショナルテキストをサポートし、部分的に記述の異なるドキュメントを1ファイルに保存できる。またFrameMaker形式に加えXML形式のドキュメント間での相互参照機能により、XMLドキュメント間でのハイパーリンク設定も可能になった。このほかAdobe PageMaker 6.5~7.0やQuarkXPress Ver3.3~4.1のドキュメント再利用やPhotoshopやJPEG 2000ファイルの取り込みにも対応している。
FrameMakerではワードプロセッシング環境とXML機能が統合されており、PDF、HTML、XMLなどに出力が可能になっている。なお「Adobe FrameMaker Server 7.1」は英語版のみ提供される。
■ URL
アドビシステムズ株式会社
http://www.adobe.co.jp/
プレスリリース
http://www.adobe.co.jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200403/20040311fm71.html
Adobe FrameMaker 7.1
http://www.adobe.co.jp/products/framemaker/
( 岩崎 宰守 )
2004/03/11 12:39
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