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NRI、携帯電話・PHS向け通信ミドルウェアをバージョンアップ
株式会社野村総合研究所は、モバイル/ワイヤレス・ネットワーク向け通信ミドルウェアの最新版「Mobiletune ver1.1」を4月1日より出荷する。価格は最小構成の1CPUモデルで1サーバー400万円から。
Mobiletuneは、携帯電話網やPHS網を利用したTCP/IPによるデータ通信でのレスポンス悪化、通信の中断などの問題を解決するため、Mobile-UDPとBindingコンテンツ圧縮などの独自技術により通信パケット量を削減してWebアクセスやメール送受信にかかる時間を1/2~1/10に短縮、移動中のリンク切断に対する再接続時の継続受信にも対応する通信環境を実現するもの。パケット従量課金での通信費用削減も可能で、同社ではこれまで運輸・通信業者を中心に採用が進んでいるとしている。
新バージョンとなるver1.1では、新たにIBM Lotus Notes、Microsoft Exchangeに対応し、最大80%の通信量を削減している。またトランスペアレントプロキシによる実装を行うことで、クライアント側アプリケーションの設定変更が不要になり、導入コストを削減した。さらに圧縮重視/品質重視のチューニングが可能なjpeg、gif、png画像の圧縮機能を追加した。RSA/AES方式による暗号化を新たに採用している。
対応プロトコルは、HTTP 1.0/1.1、POP3、SMTP、IMAP4、FTP(Passive mode)、Notes、Exchange。動作OSはWindows 2000/XP、Linux(Kernel 2.4)。
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URL
株式会社野村総合研究所
http://www.nri.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nri.co.jp/news/2004/040322.html
Mobiletune
http://www.mobiletune.jp/
( 岩崎 宰守 )
2004/03/22 18:26
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