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NECフィールディング、従量課金制のXML/EDIサービスなどを発表


 NECフィールディング株式会社は3月25日、同社の提供するiDC(インターネットデータセンター)サービスに従量制課金システムを導入すること、ならびにXMLを利用したEDI(電子商取引)サービス「XML/EDIサービス」を提供すること、の2点を発表した。XML/EDIサービスは5月から関東甲信越で提供開始となる予定。

 同社ではこれまで、iDCを利用して提供するASPサービスは定額制での提供となっていたが、新たにユーザーの利用頻度に応じてサービス料金を課金する従量料金制を導入する。従量制では、事実上ユーザーの事業規模に連動してサービス料金が決定されるようになるため、中小規模のユーザーも安心して利用できるようになるという。また同社では、課金処理に必要な情報をリアルタイムに収集して活用できることから、累積使用の多いユーザーに対する割引や、指定日・曜日・時間などによる割引にも対応することが可能としている。

 XML/EDIサービスでは、受発注から請求、支払いまでの一連の業務処理をXMLで作成されたEDIで行うことができるため、従来の電話やFAXを利用した受発注業務と比べて業務処理の効率化が可能。またPC1台とインターネットさえあればサービス利用が可能なことから、初期導入・運用コストの削減を行えるという。こちらのサービスも従量制課金システムを採用しており、実際に発注した商品件数だけを課金対象とする。



URL
  NECフィールディング株式会社
  http://www.fielding.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.fielding.co.jp/news/htm/20040325.htm


( 石井 一志 )
2004/03/25 19:10

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