東芝テック株式会社は、2003年12月に発売したネットワーク対応デジタル複合機「e-STUDIO 3511/4511」、「e-STUDIO 350/450」の対応オプションとして、ナレッジマネジメント支援ツール「TopAccess E-CabiIIVer.2.0」、「TopAccess連携ステーション」の2製品を4月15日より発売する。
TopAccess E-CabiIIVer.2.0は、スキャンした文書の画像とOCR処理したテキストの各データを、デジタル複合機のタッチパネルからサーバーに登録し、クライアントPCのWebポータルより検索、管理できるナレッジマネジメント支援ツール。プリントファイル、受信FAX、コピー文書でも同様の取り扱いが可能で、TIFF、DOC、XLS、PPT、TXT、RTF、JPG、BMP、HTML、PDF、XDW、JTDの各ファイル形式に対応している。
新バージョンでは、カラースキャン画像への対応、自動天地判断機能、自動付箋添付機能の追加がなされた。同社では20人程度の小規模ワークグループ向けの製品としており、価格は1サーバー、1複合機接続、5Webクライアントのライセンスで198,000円。サーバー動作環境は、OSがWindows 2000 Server SP4、WebサーバーがIIS 5.0。クライアントはWindows 98 SE/Me/2000/XP、IE 5.5/6.0。
TopAccess連携ステーションは、スキャンデータをサーバー上で自動OCR処理し、イメージとテキストを含むPDFとして同社のナレッジマネジメント支援システム「KnowledgeMeister文書管理」への自動登録を行うツール。「KnowledgeMeister」のラインアップである情報収集/知識蓄積/知識共有/知識分析の製品との連携を前提とした製品となっている。
同社では100人を超える大規模な企業向けとしており、価格は300,000円。対応OSはWindows 2000 Server/Server 2003。このほかIIS 5.0/6.0が必要となる。
■ URL
東芝テック株式会社
http://www.toshibatec.co.jp/
プレスリリース
http://www.toshibatec.co.jp/news/040405.htm
( 岩崎 宰守 )
2004/04/05 17:18
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