TIS株式会社は4月6日、基幹業務システム構築・保守に最適化したJava統合フレームワーク「CommerceCube(コマースキューブ)」の販売を開始した。
CommerceCubeは、販売管理を中心とする基幹業務を主な対象としたJava統合フレームワーク。業務システムに必要とされる基本的な機能をCubeと呼ばれる機能部品にコンポーネント化し、ユーザーのニーズに合わせた「コンポーネント式オーダーメイド」構築ができることが特徴。これによりパッケージ製品よりユーザーの業務に合わせて柔軟にカスタマイズできる一方で、従来より短期間でのシステム構築を実現したという。
また、業種ごとに特有の商習慣や専門的機能をカバーする「オプション部品」と「導入テンプレート」が用意される。さらに、それらでカバーできない個別機能のアドオンも可能。
システムは自社運用による一括導入のほか、同社のデータセンターによる運用・保守のアウトソーシングサービスやASPサービスとしての提供も可能。
価格は法人ごとのライセンス方式で1社あたり1,500万円から。同社ではSIとして初年度20案件の受注を目標としている。
■ URL
TIS株式会社
http://www.tis.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.tis.co.jp/news/2004/pdf/040406.pdf
( 朝夷 剛士 )
2004/04/06 20:25
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