株式会社日立システムアンドサービスは、マイクロソフトのアプリケーション開発環境である.NET Frameworkを機能補完するアプリケーションフレームワーク「CosaDenta」を4月5日より発売する。開発ライセンスは52,500円(税込)で、実行ライセンスは1CPUあたり315,000円(税込)。
CosaDentaは、同社の豊富な.NETによるシステム構築経験により蓄積された開発技術を標準化、これを開発プロジェクトへ適用してブラッシュアップし、フレームワークとしてまとめたもの。
Webアプリケーションにおける画面遷移制御、画面間データの引継ぎ、業務ロジック呼び出しインターフェイスの統一化といった各機能を備えるほか、トランザクション制御やスレッドセーフ対応アプリケーションテンプレートの生成なども可能になっている。
これらをサービス指向アーキテクチャに基づいた推奨モデルとして実装レベルで提供することで、開発における生産性と品質を向上させるという。
このほか同社では、.NETを活用した上流設計工程から開発や適用・評価までのプロセスを標準開発手順「COMMONDATION.NET」として体系化しており、CosaDentaの利用を前提に、最適な開発プロセスと開発ツールを提示する「.NET技術導入コンサルテーションサービス」、UMLによるオブジェクト指向型開発手順を提供する「.NET設計コンサルテーションサービス」、アプリケーション開発方法をオンサイトでのトレーニングを中心に提供する「CosaDenta導入コンサルテーションサービス」などもあわせて提供していく。
■ URL
株式会社日立システムアンドサービス
http://www.hitachi-system.co.jp/
プレスリリース
http://www.hitachi-system.co.jp/press/2004/pr040405.html
.NET対応アプリケーションフレームワーク CosaDenta
http://www.hitachi-system.co.jp/cosadenta/
( 岩崎 宰守 )
2004/04/06 20:22
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