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NTTネオメイト、顧客情報を同社IDCで保管するコールセンターのアウトソースサービスを提供


 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイトは、2003年3月からASP提供している「AQStagePF IPコールセンターサービス」に、顧客情報を同社IDCで保管する新サービスメニューを4月10日より追加する。

 AQStagePF IPコールセンターサービスは、コールセンター業務に必要なIP-PBXやサーバーなどの機器を同社IDC内に設置し、同社の提供する「AQStage IP-VPNサービス」によりネットワークの共通部分を複数企業で共同利用することで、短期導入が可能なほか通信費や運用費も抑えるASPサービス。

 今回の新サービスでは、これまで委託企業かアウトソーシング先に保存していた顧客情報を同社のIDC内に保存・管理するほか、コールセンターの端末にサーバーベースドコンピューティング技術を用いて外部メディアの利用も禁止することで、情報漏えいを防止するもの。また契約終了後には、HDD内の顧客情報が米国国防省基準に準じたレベルで消去され、委託元企業に返却される。

 これにより同社では、企業におけるコールセンター業務のアウトソーシングを拡大したい考え。サービスは当初西日本30府県から開始され、順次拡大の予定となっている。

 また同社では本サービスに適用するため、顧客情報を暗号化した上で細分化し、ストレージグリッド技術を用いて複数IDCに分散保存する共同研究について、独立行政法人産業技術総合研究所と契約を締結したことをあわせて発表している。共同研究は第3四半期中の実用化を目指し、1年間の予定で行われる。



URL
  株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト
  http://www.ntt-neo.com/
  プレスリリース(新サービス)
  http://www.ntt-neo.com/news/040408-1.html
  プレスリリース(共同研究)
  http://www.ntt-neo.com/news/040408-2.html
  独立行政法人産業技術総合研究所
  http://www.aist.go.jp/
  プレスリリース(産総研)
  http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2004/pr20040408_2/pr20040408_2.html


( 岩崎 宰守 )
2004/04/08 20:17

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