ウイングアークテクノロジーズ株式会社は、多次元集計検索エンジンの最新版「Dr.SumEA ver.2.1」を4月15日より出荷する。1サーバー1CPUライセンスの価格は、Advanced Editionが2,100,000円、Enterprise Editionが8,400,000円。同社では初年度3億円の売り上げを目指す。
Dr.SumEA ver.2.1は、企業システムの大規模データを多次元集計・レポーティングする検索エンジン。Enterprise Editionでは、2,000万件以上のデータ検索が行えるほか、複数のAdvanced Editionサーバーを統合した運用が可能となっている。クライアント用のモジュールはサーバーからダウンロードでき、Excelのアドオンとして動作する。また接続ユーザー数は無制限となっている。
新バージョンのクライアントモジュールでは、集計項目の集計区分に「単純平均」「最大値合計」「最小値合計」を、合計表示の設定に「総合計のみ表示」を追加した。合計行でのドリルスルー機能も新たに備えている。
サーバー側では、JDBCドライバとODBCドライバ 3.51(LEVEL1) に対応した。これにより各種データベース、アプリケーションとの連携が容易になっている。またテーブルタイプに通貨など正確さが求められる数量に適し、集計の精度を高める数値データタイプの「NUMERIC」が加えられたほか、クライアント側での集計区分に対するAPI設定値も追加された。またデータインポート、Enterprise Manager起動速度でも性能向上が図られている。
動作OSは、Windows NT 4.0/2000 Server/2000 Advanced Server/Server 2003。
■ URL
ウイングアークテクノロジーズ株式会社
http://www.tsubasa-tool.com/
Dr.Sum
http://www.wingarc.com/doc/dr_sum/
( 岩崎 宰守 )
2004/04/15 11:56
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