日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は、SAP R/3会計モジュールを2カ月で導入するパッケージ「F1 Pack」を4月15日より提供する。価格は3,000万円で、SAP R/3ライセンスは別途必要になる。
F1 Packは、R/3会計モジュールの導入から運用支援までのサービスとハードウェアをパッケージ化したもの。一般会計、売掛金管理、買掛金管理、部門別予算実績管理のうちで必要な対象業務のモジュールと、「HP ProLiantサーバ ML370G3」2台、導入コンサルティングとトレーニング、稼動後2カ月間の運用支援、サポートなどのサービスから構成される。
業務モジュールは標準的なモデルを適用した基本パラメータ設定から定義され、必要な各種ドキュメントも事前に用意されるため、2カ月の短期導入が可能となっている。ユーザー数は10程度が想定されており、Excelでマスタや残高移行などの設定が可能なため、作業が効率化されるという。また外部システムとのインターフェイスツールも提供される。
今後日本HPでは、SAPの統合アプリケーションプラットフォーム「SAP NetWeaver」への対応にも取り組んでいくという。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-094.html
( 岩崎 宰守 )
2004/04/15 14:04
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