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ディーバ、経営情報を子会社と親会社間で共有可能なソフトウェアを開発


 株式会社ディーバは、経営情報を子会社・親会社間で共有することで、グループ経営での迅速な意思決定を実現するソフトウェア「GIR(Group Information Reporter)」を開発、同社が発売している連結会計システム「DivaSystem」のバージョンアップにあわせて7月頃より発売する。価格は10ユーザーで120万円の予定。

 GIRは、大規模企業グループ向けの連結会計システム「DivaSystem」と併用することを前提としたレポーティングツール。親会社が子会社のグループ内事業セグメント別に作成した貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書といった連結財務諸表や、商品別・地域別売上状況、KPI(重要業績評価指標)を、子会社がDivaSystemのサーバーからWeb経由で確認・出力することができる。

 これにより子会社側では、監査提出資料や連結子会社のキャッシュフロー計算書を自動作成できるほか、自社の経営状況を親会社の決算開示時期にあわせて把握することが可能になる。

 一方の親会社では、子会社から会計情報を自動収集して決算時の連結財務諸表を作成できるだけでなく、子会社ごとに経営情報を作成することも可能になる。また、子会社経営陣に自社の成績表を開示することでマネジメント意識の向上を図るほか、相互に財務状況を確認し、リアルタイムな状況にあわせた戦略決定支援を行うことで、よりグループ経営を強化する。



URL
  株式会社ディーバ
  http://www.diva.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.diva.co.jp/news/press040428.stm


( 岩崎 宰守 )
2004/05/07 13:58

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