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日立、1500km間での遠隔データバックアップ実証実験に成功
株式会社日立製作所とグローバルアクセス株式会社は5月17日、データベースのデータを非同期で、データ復旧用ログを同期転送する日立独自のハイブリッド転送方式による遠隔データバックアップ実証実験に成功したと発表した。
今回の実証実験では、日立のスケーラブルデータベース「HiRDB」とディスクアレイサブシステム「SANRISE」、エンタープライズサーバー「EP8000」、グローバルアクセスのファイバチャネル専用線・イーサネット専用線を組み合わせ、東京-大阪間1,500kmでの遠隔データバックアップを行った。
また拠点のサーバーを介さずに、ハイエンドクラスの「SANRISE9970V」とミッドレンジクラスの「SANRISE9570V」間でのデータコピーを行う異機種ディスクアレイサブシステム間での遠隔データコピー実証実験もあわせて実施されている。
両社では、長距離のサイト間でのミッションクリティカルなデータのバックアップを行うことで、災害時のデータ復旧によるビジネス継続性を実証したとしており、日立では実験結果を生かしたディザスタリカバリーソリューションの提供を、グローバルアクセスでは遠隔データバックアップ用としてストレージ向けのファイバチャネル専用線とイーサネット専用線を向け回線を金融機関や学術研究機関向けに提案していく。
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URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
グローバルアクセス株式会社
http://www.globalaccess.co.jp/
ニュースリリース(日立)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/05/0517.html
プレスリリース(グローバルアクセス)
http://www.globalaccess.co.jp/news/release_26.html
( 岩崎 宰守 )
2004/05/17 12:27
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