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三井情報開発と三井物産、XMLデータベースの最新版を無償提供


 三井情報開発株式会社と三井物産株式会社は、商用ネイティブXMLデータベースの最新版「NeoCore XMS 3.0」の無償版を、「Xpriori」の名前で非商用の個人利用に限定して、Linux版を5月20日より、Windows版を6月より提供する。

 NeoCore XMSは商用版のXMLデータベースで、国内ユーザー数は50社を超えるという。その無償版となるXprioriは、サポート・保守の対象外となるほか、データベースのサイズ上限が約1GBとなる。またインストールしたPCと同一のIPアドレスしかアクセスできない制限がある。

 提供に当たって同社ではコミュニティサイトを新設し、フォーラムなどを通じて開発支援や技術情報の提供もあわせて行っていき、普及へ向けて開発者増加を目指す。

 NeoCore XMSは、構造が一定ではないXMLデータを、スキーマなしに格納するだけで自動的にインデックスを生成するデータベースエンジン。

 新バージョンでは、データ占有率を監視してサービスを停止することなくデータベース領域を自動拡張できるほか、再構築やインデックスの再構成を行わずにフラグメント領域も自動回復する。また無停止のバックアップにも新たに対応している。

 対応OSはWindows 2000/XP/Server 2003、Solaris 2.8、Red Hat Linux 9.0。またアプリケーションインターフェイスにはJava、COM、C++、HTTPを用いることが可能だ。



URL
  三井情報開発株式会社
  http://www.mki.co.jp/
  三井物産株式会社
  http://www.mitsui.co.jp/
  Xprioriコミュニティサイト「xmldb.jp」
  http://www.xmldb.jp/
  プレスリリース
  http://www.mki.co.jp/pressrelease/news/p-20040520-01.html


( 岩崎 宰守 )
2004/05/21 18:43

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