株式会社ワイ・イー・データは5月21日、Exchange Srever向けメールボックス管理ソフトウェア「PowerControls 2.1」を同日より販売開始すると発表した。1サーバーあたりのメールボックス数によって、Standard Edition(~100)、Business Edition(101~250)、Enterprise Edition(251~)の3製品が用意されている。価格はそれぞれ、169,800円、269,800円、個別見積。
PowerControls 2.1は、クライアントPCからExchange Server内のメールデータベースファイル(.edb)を管理するソフトウェア。バックアップ・リストアを行う以外にも、Exchange Serverを介さずにメールボックスデータのコピー、検索、取り出しなどが行える。バックアップに関してはOS標準のバックアップ機能を利用するが、オプションによりBackupExec、NetWorker、BrightStor ArcServeなどのバックアップソフトも利用可能という。
今回のバージョンでは、上記バックアップソフト以外にもVERITAS NetBackupに対応したほか、添付ファイル名での検索、複数のメールボックスやフォルダをまたがった検索などを行えるようになった。また、検索結果の履歴表示にも対応している。
管理PC側の対応OSは、Windows XP Professional/2000 Professional/NT 4.0 Workstation。サーバー側は、Windows NT Server 4.0とExchange Server 5.5、Windows 2000 ServerとExchange Server 5.5/2000、Windows Server 2003とExchange Server 2003の各組み合わせに対応する。
■ URL
株式会社ワイ・イー・データ
http://www.yedata.co.jp/
( 石井 一志 )
2004/05/21 18:14
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