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NECなど3社、柔軟な基幹系システム更新を実現する共通業務基盤を発売
日本電気株式会社(以下、NEC)と九州日本電気ソフトウェア株式会社は、業務アプリケーションを統合管理することで、プロセスや組織の変更の際にシステムを柔軟に変更可能な共通業務システム基盤「GdFrame」を製品化し、NECネクサソリューションズ株式会社から5月24日より販売する。
GdFrameは、NEC社内で2002年4月より稼動している「GAUSS」をベースにした基盤システム。データベース基盤と、アクセス処理ツールやアプリケーション部品などからなるシステム開発環境で構成される。
システム構造は、すべての業務アプリのフローが要求・指示(デマンド)と実績・報告(サプライ)にモデル化されている。またフォーマットの統一された作成データが一元管理されるため、業務や組織の変更時にもデータベース構造を変えることなくシステム更新が可能となっている。
エンドユーザーがデータ入力をする際には、WebブラウザもしくはMicrosoft Accessを用いることができるほか、APIとして.NET Frameworkにも対応している。また今後はJavaもサポートする予定となっている。
これにより同社では、開発から運用に、システム変更を含めた基幹システム全体のTCOを2/3程度に削減できるとしており、今後5年間で製造業や流通業を中心に100~200ユーザーへの提供を見込んでいる。
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URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
九州日本電気ソフトウェア株式会社
http://www.qnes.co.jp/
NECネクサソリューションズ株式会社
http://www.nec-nexs.com/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0405/2402.html
( 岩崎 宰守 )
2004/05/24 14:49
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