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ターボリナックス、Linux Kernel 2.6を採用したサーバーOSを今秋発売へ向け開発中


 ターボリナックス株式会社は5月26日、Linux Kernel 2.6を搭載する次期LinuxサーバーOS「Celica(開発コードネーム)」を今秋の出荷に向けて開発中と公表した。

 同社では、2003年12月に正式リリースされたLinux Kernel 2.6を、いち早くLinuxデスクトップOSであるTurbolinux 10シリーズに搭載しており、「Turbolinux 8 Server」の後継製品であるCelicaにはこのノウハウが生かされるという。

 Celicaは、Native POSIX Thread Library(NPTL)などによるパフォーマンスの向上や、SELinuxをはじめとしたセキュリティ強化などが行われる。またシステム運用に関するサポートオプションの整備などのサービス強化も予定され、世界規模での出荷が行われる。

 なお、Kernel 2.4を用いた「Turbolinux 8 Server」と、同2.6の「Celica」は、カーネルのメジャーバージョンアップにあたるため、発売後も併売していくとのこと。

 同社では、6月2日~4日に東京ビッグサイトで開催される「LinuxWorld Expo/Tokyo 2004」で、Celicaプレビューリリース版の展示とプレゼンテーションを行う。



URL
  ターボリナックス株式会社
  http://www.turbolinux.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.turbolinux.co.jp/news/2004/may/tl0526.html
  LinuxWorld Expo/Tokyo 2004
  http://www.idg.co.jp/expo/lw/


( 岩崎 宰守 )
2004/05/27 12:49

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