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日立AD、韓国語や中国語など多言語環境に対応したWebメールサーバーを発表


 株式会社日立アドバンストデジタルは、Webメールサーバーソフトの最新版「GraceMail Version5」を6月18日より提供すると発表した。

 Grace Mailは、クライアントPCのWebブラウザを利用して、メールを受信・発信するWebメールサーバーソフトウェア。最新版では、新たに文字コード変換方式「UTF-8」に対応することで、多言語環境に対応した。これにより、日本語と英語のほかに、新たに韓国語と中国語(簡体)メールを表示することができ、作成したメールの送信時に対応言語を選択できるとしている。

 そのほか、オプション製品として、複数ドメインを持つメール環境に対応するための「マルチドメイン対応機能」を追加。これにより1台のGraceMailサーバーで最大3個のドメインを扱うことが可能となっている。

 動作環境は、サーバーOSとしてRed Hat Enterprise Linux AS Ver2.1、ES Ver3.0、MIRACLE LINUX Standard Edition Version 2.0/2.1、Solaris(SPARC)2.6/7/8/9。WebサーバーはApache httpd(GraceMail専用版)、Apache httpd 1.3.31での動作が確認されている。メールサーバーは、SMTPがsendmail(対応OSバンドルバージョン)8.12.9、qmail 1.03、Postfix 2.0.16、POP3がUW-IMAP(対応OSバンドルバージョン)、qpopper 4.0.3、qmail 1.03。そのほかに、perl 5.8.3/5.8.4が必要。

 価格は、GraceMail Version5「基本機能」が228,900円。オプション製品の「マルチドメイン対応機能」が207,900円。



URL
  株式会社日立アドバンストデジタル
  http://www.hitachi-ad.co.jp/
  GraceMail製品ページ
  http://www.hitachi-ad.co.jp/gracemail/


( 福浦 一広 )
2004/06/01 19:35

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