ウイングアークテクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク)は、多次元高速集計検索エンジン「Dr. SumEA」をWebブラウザから利用できるようにするための「Dr.SumEA Reporting Server」を、6月7日より出荷開始する。価格は525,000円(1CPUライセンス)から。同社では、初年度300セットの販売を見込んでいる。
Dr.SumEA Reporting Serverは、Webブラウザのインターフェイスを利用して、自由にデータ集計可能な環境を提供する製品。この製品を導入すると、Excelをインターフェイスとして利用している従来の操作環境に加え、Web環境下でも、見たい角度からデータを集計し、ドリルダウン・ドリルスルーなどのデータ集計分析を行えるという。
使用に際しては、Dr.SumEA Advanced Edition/Enterprise Editionをデータベースエンジンとし、事前に設定した情報からデータを読み込んで、結果を集計表の形でWebブラウザへ出力する。また、Webサーバーとの接続が可能になったため、イントラネット/インターネット環境へ対応できるようになったほか、SSLによるセキュリティ確保も行える。
Dr.SumEA Reporting Serverの対応OSは、サーバー側がWindows Server 2003とWindows 2000 Server/Advanced Server、クライアント側がWindows XP Professional/2000。Webブラウザは、IE 5.5(SP2)以降、Netscape 7.1J以降、Opera 7.23J以降に対応するが、ウイングアークではIE 6.0以降を推奨している。
■ URL
ウイングアークテクノロジーズ株式会社
http://www.wingarc.com/
プレスリリース
http://www.wingarc.com/doc/news/n-040601/2004_0601.htm
( 石井 一志 )
2004/06/04 14:19
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