日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、SAPジャパン株式会社のERPパッケージ「SAP R/3」用の蓄積データ分析システム試用版の構築サービス「BWスターター」を6月7日より提供する。
BWスターターは、SAPジャパンのBIツール「SAP Business Information Warehouse(以下、SAP BW)」と、IAサーバー「IBM xSeries」を組み合わせ、日本アイビーエム・ビジネス・ソリューション株式会社(以下、BSOL)の技術者が、SAP BW導入ノウハウをもとにシステム構築を支援するサービス。
BI導入には、一般的に1億円程度と6~12カ月の期間を要するため、現在R/3導入企業の3割でしか利用されていない。本サービスでは、価格は1,800万円から、期間も通常の1/2~1/4でデータ分析システムの試用版を提供する。
これにより、例えば販売・購買実績から売れ筋商品やコストを把握するなど、ERP蓄積データを分析することで最適な経営戦略の立案を可能とする効果を確認できるという。
なお日本IBMでは、30人規模の専任組織「IBMSAP BW Solution Center」をあわせて開設し、構築と保守のサービスを提供する。
■ URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
日本アイビーエム・ビジネス・ソリューション株式会社
http://www-6.ibm.com/jp/bsol/
ニュースリリース
http://www.ibm.com/news/jp/2004/06/06071.html
( 岩崎 宰守 )
2004/06/07 15:54
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