日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社は、PDF帳票とメールを用いた社内申請ソリューション「Renopulse/XBASKET」を6月7日より発売、6月21日より出荷する。価格は1サーバー、100ユーザーで700,000円から。同社では今後1年間に100セットの販売を目標としている。
Renopulse/XBASKETは、勤務場所が社外となる出張社員や派遣社員を抱えた企業向けのソリューション。メールにより最新のPDF帳票を入手し、リモートから社内申請を行えるほか、登録された承認者へ自動的に承認依頼するワークフロー機能を備える。
申請帳票の入力データはAdobe Document Server(ADS)を活用してXMLで抽出し、自動的に蓄積される。またAdobe Document Server for Reader Extensionsの機能により、無償配布されるクライアント側のAdobe Readerに、データの保存、注釈、自動メール送信可能な各権限を付与する。
申請書フォーマットは、紙媒体のスキャン、またデータから印刷メニューによりレイアウトを作成できるため、業務担当者が作成することも可能だ。承認完了後のCSV、XMLデータの二次利用などもサポートする。
対応OSはWindows 2000 Serverで、このほかSQL Server 2000、Adobe Document Server 6.0、Adobe Document Server Reader Extensions 6.0、Renopulse Server Libraryの各製品が必要となる。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
http://www.hitachi-sk.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi-sk.co.jp/News/News256.html
( 岩崎 宰守 )
2004/06/07 15:54
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