株式会社コムスクエアは、サーバーのsyslogやファイアウォール/IDSのログを自動解析するソフトウェア「LogInspector」を開発し、株式会社日立ハイテクノロジーズから6月8日より発売する。価格は2,980,000円。
LogInspectorは、書式の異なる複数のサーバーやネットワーク機器のログを一元的に解析し、管理者へ終了をメール通知する機能を備えたソフトウェア。グラフや表を用いた視覚的なレポートも自動作成できる。またネットワークトラフィック帯域のIP/時間別の監視も可能で、この結果と不正・異常なログをひも付けた相関分析も可能となっている。
このほか不正アクセスに特有の時刻の集中、接続元の集中、同一動作の繰り返しなどの特定条件ログを閲覧する「生ログビューア」、障害履歴の保存、さらにサーバーリソースの監視や、しきい値によるアラート通知の各機能も備える。
ログ解析の対象となる製品はFireWall-1、NetScreenの各ファイアウォール、RealSecure、Sourcefire、Snortの各IDS、日立製作所のGR2000、Cisco2500シリーズの各ルーターのほか、WebサーバーのApache、メールサーバーのSendmail、プロキシサーバーのSquid、FTPサーバーのWu-ftp、またRed Hat Linux、Solarisの各OS。
またWebサーバーのIIS、メールサーバーのPostfix、qmail、プロキシサーバーCasheFlowのほか、AIXやHP-UX、Windows 2000/Server 2003の各OSについても、対応を検討中とのこと。
動作環境はRed Hat Linux、Dual Xeon 2.4GHz以上。メモリ1GB以上、HDD 146GB以上。管理コンソールはWindows XP/2000に対応する。
■ URL
株式会社コムスクエア
http://www.comsq.com/
株式会社日立ハイテクノロジーズ
http://www.hitachi-hitec.com/
LogInspector
http://loginspector.jp/
( 岩崎 宰守 )
2004/06/07 15:53
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