日立製作所 情報・通信グループは、非接触ICチップ「ミューチップ」内蔵のRFIDタグを利用する各種業務アプリケーション開発の支援ツール「ミューチップマネージャ」を、6月10日より発売する。価格はは535,500円からで、出荷開始は7月20日から。
ミューチップマネージャは、Windowsプラットフォーム上で動作する業務アプリケーションの開発を支援するAPI、およびそれらを適用したサンプルプログラムがセットとなったもの。
APIは、(1)ミューチップのID番号と管理対象の情報との関連付けや、読み取ったIDの履歴管理などを実現するための「基本機能」、(2)データベース連携やWebベースでの画面構築や操作を実現するための.NET Framework上で利用可能な「ソフトウェア部品」(HTMLコントロール、Webサーバーコントロール、Windows Formコントロール)、(3)PDAを読み取り装置として使用するための動作設定や動作テストを行うための「読み取り装置制御機能」が提供される。
サンプルプログラムは、各種APIを利用が利用されているほか、コーディング部分にAPIの使用方法のコメントを記載しているため、APIの適用が容易になるという。
■ URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/06/0608a.html
( 朝夷 剛士 )
2004/06/08 19:19
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