サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は6月9日、x86プラットフォームに対応するSolaris 9において、1年間の使用ライセンスと保守サポートを統合した新たな販売モデル「Solaris 9 x86 プラットフォーム版・サブスクリプションライセンス」を12月29日までの期間限定で発売した。
今回発表されたライセンス方式は4CPUまでのサーバーが対象で、購入単位は100、500、2,000ライセンス単位となる。対象プラットフォームはサンのx86サーバーのほか、他社製品での利用も可能。
購入から1年経過後は、新たに製品を購入しライセンスの更新を行うことで保守サポートの継続、および「Solaris 10」を含めたOSのアップデートサービスを受けることができるほか、ライセンスの更新を行わない場合でもサポートやアップデートなしでの継続利用が可能。
価格は100ライセンスが750万円、 500ライセンスが3,375万円、2,000ライセンスが1億2,000万円。同社によると、主な商用Linuxと比較した場合、2CPU搭載のサーバーへの導入で約25%、4CPU搭載のサーバーで最大約60%の初期導入費用を削減できるという。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
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( 朝夷 剛士 )
2004/06/09 12:35
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