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NTTデータ、WebSphereを採用した金融機関向けシステム構築ソリューション
株式会社NTTデータは、日本アイ・ビー・エム株式会社からOEM提供を受けたミドルウェア「WebSphere」を採用する金融機関向け情報系システム構築ソリューション「FINALUNA」を6月15日から提供する。
FINALUNAは、企業システムにおける業界標準として採用が拡大しているJ2EEをベースにしたシステム構築ソリューション。NTTデータでは、金融機関で共通に必要となる金利計算・取引履歴といった業務処理を72に細分化し、それぞれコンポーネント化することで、導入時のカスタマイズ開発において従来から20%の生産性向上を見込んでいる。また今後ニーズを反映してコンポーネントを拡充していくという。
日本IBMのWebSphereは、J2EEに対応し、開発ツールからビジネス統合まで幅広い製品群で構成される基盤ミドルウェア。NTTデータでは、その信頼性と柔軟性、堅牢性を評価して今回の採用に至った。今回製品群のすべてがOEM提供されることで、コンポーネントを含むワンストップでの提供が可能になる。
なお今後NTTデータでは、業界標準製品を持つ各種ベンダーとの提携を拡大し、2007年までに金融機関向けシステム提供で100億円の売上を目指す。
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URL
株式会社NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2004/061500.html
( 岩崎 宰守 )
2004/06/15 19:18
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