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サン、WebブラウザからセキュアにSAPシステムへアクセスできる環境構築サービス
サン・マイクロシステムズ株式会社は、SAPジャパン株式会社が販売するJ2EEベースの統合アプリケーションプラットフォーム「SAP NetWeaver」と、サンのソフトウェアを連携したポータル環境構築のためのコンサルティングサービスを7月1日から提供開始する。
このサービスは、SAP NetWeaverのコンポーネントのひとつである「SAPエンタープライズ・ポータル(以下、SAP EP)」と、「Sun Java System Portal Server, Secure Remote Access」「Sun Java System Directory Server」「Sun Java System Identity Server」の3つのソフトウェアを組み合わせ、Webブラウザから企業内のSAPシステムにアクセスが可能となる企業ポータル環境の構築を目的とするもの。オフィス外からもシングルサインオンでセキュアにSAPシステムへのアクセスが可能となるという。
サービスの主な内容は、(1)セキュリティの現状に関するアセスメント、(2)セキュリティ・ポリシーの再定義、(3)SAP EPとSun Java System統合環境の設計構築、(4)システム運用設計、(5)システム管理者教育の5点。価格は個別見積りとなる。
同社は今後、SAPシステムのほか、メールシステムなどとSAP EPとを組み合わせシングルサインオンでセキュアに認証を行うシステムの構築サービスも順次開始する予定としている。
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URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/company/Press/release/2004/0616.html
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( 朝夷 剛士 )
2004/06/16 16:44
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