Enterprise Watch
最新ニュース

富士通、リッチクライアント開発用フレームワーク


 富士通株式会社は、Javaベースのリッチクライアント開発用アプリケーションフレームワーク「Client J Framework」を6月25日より発売する。

 運用環境は1,000端末ライセンスの場合で1端末28,500円、開発環境は100端末ライセンスの場合で1端末300,000円。また同社では7月中旬より「設計支援サービス」、「導入・教育サービス」もあわせて提供する。価格はいずれも2,000,000円から。同社では今後3年間で100社以上への提供を目標とする。

 Client J Frameworkは、総合システム開発体系「SDAS」のためのフレームワーク「B2.Sframework」の一部に位置付けられるソリューション。画面遷移やイベントを制御するロジック部分のフレームワークと、システム構築サービスが一体化されている。

 本製品により、Web環境のメリットである運用の容易さと、クライアント/サーバー型システムの高い操作性を両立するJavaベースでリッチクライアントを構築でき、同社では開発にSDASを用いることで、期間を約30~50%短縮できるとしている。

 対応OSはWindows 2000/XP Proで、開発環境では同社の統合開発ツール「Interstage Apworks Standard Edition V6.0」と「Excel 2000/XP/2003」が、また運用環境ではJava実行環境である「Interstage Apworks クライアント運用パッケージ V6.0」が別途必要になる。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/06/25.html


( 岩崎 宰守 )
2004/06/25 16:31

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.