株式会社日立システムアンドサービスは、情報ライフサイクル管理(Information Lifecycle Management)を実現するストレージソリューションサービスの3つのメニューを6月25日より提供する。
稼動状況分析サービスは、データを作成・アクセス・更新の日付ごとに詳細に分析し、使用状況やファイルタイプ別、世代、ユーザー別に分類した解析結果をレポートするファイルセンサスを用いて、ネットワーク上の全ストレージ機器の内容を把握し、データの整理統合と再配置を提案するサービス。データベースやネットワークの調査、チューニングも行う。分析は通常1,000,000円からだが、7月1日から8月31日までのキャンペーンは無償でサービス提供する。
オフィスバックアップ環境構築サービスは、PCの変更差分を抽出し、圧縮・暗号化してからサーバーに転送・蓄積するサーバーソフトウェア「Connected DataProtector」を用いて、クライアントを含めた全PCのバックアップ環境構築を支援するもの。Connected DataProtectorは1サーバー1,260,000円から、1クライアント15,750円からで、同じくキャンペーン期間中は1サーバー100クライアントのセットを1,353,450円で提供する。
パフォーマンス向上サービスは、ディスクI/Oがボトルネックになっているシステムに高速な半導体ディスクを提供し、検出したホットファイルを配置してシステム全体の性能向上を図るもの。利用される半導体ディスクには2種類あり、Over Driveシリーズが4,725,000円から、RamSanシリーズが10,500,000円からとなる。
なお同社では6月29日に情報ライフサイクル管理(ILM)によるストレージ資産有効活用セミナーを開催する。
■ URL
株式会社日立システムアンドサービス
http://www.hitachi-system.co.jp/
プレスリリース
http://www.hitachi-system.co.jp/press/2004/pr040625.html
( 岩崎 宰守 )
2004/06/25 18:57
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