日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は、HP-UX環境での高速なフェイルオーバーを実現するミドルウェア「HP Serviceguard Extension for Faster Failover(以下、SGeFF)」を7月1日より発売する。価格は1CPUあたり200,000円。
SGeFFは、通信・金融業界におけるミッションクリティカル分野向けとなるクラスタソリューション「HP Serviceguard」に、ファイルオーバー機能を追加するアドオン。クラスタシステムの再構成時間をこれまでの最短15秒から約6秒程度にまで短縮するという。
Serviceguardの動作環境はPA-RISC/Itanium 2を搭載する「HP Integrityサーバ」上のHP-UX 11i v2、「HP9000サーバ」上のHP-UX 11i v1で、価格は1CPUあたり343,000円。
なお同社ではSGeFFの提供とともに、Serviceguard、管理ツール「HP Serviceguard Manager」、Oracle Real Application Clusters環境向けアドオン「HP Serviceguard Extension for RAC」(1CPUあたり457,000円)についても機能強化を行っている。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-127.html
( 岩崎 宰守 )
2004/06/28 14:27
|