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Struts、Tomcat、JBossを補完するWebシステム構築支援フレームワーク |
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株式会社野村総合研究所（以下、NRI）は7月8日、Struts、Tomcat、JBossなどのオープンソースソフトウェア（以下、OSS）を活用してWebシステム構築を効率化するためのフレームワーク「Altostratus」の開発を発表した。今後はオープンソースとして公開される予定がある。 Altostratusは、StrutsからのEJBの呼び出し、認証におけるユーザー属性情報の自動取得、セッションオブジェクトを使わない画面間でのデータ引き継ぎ、監査証跡や障害調査のためのアクセスログ拡張など、通常のWebシステムを構築する時に必要となる機能をStruts、Tomcat、JBossなどを補完する形で実装するオープンソースのフレームワーク。 ログ記録や、キューイング/キャッシュ処理といった業務システムの基盤機能のレイヤーの実装とインターフェイスを分離することで、アプリケーションサーバーに依存しないシステム開発が可能になるという。 NRIでは、2003年に設置したオープンソースソリューションセンターにおいて、OSSの組合せによるシステム構築の際の推奨アーキテクチャを検討、評価していた。 現在は、Webシステム開発の生産性と品質を向上させるアプリケーション開発フレームワーク「オブジェクトワークス」を開発、販売しており、今後はこれをミッションクリティカルなシステム向けとして提供していく。 ■ ＵＲＬ 株式会社野村総合研究所 http://www.nri.co.jp/ ニュースリリース http://www.nri.co.jp/news/2004/040708.html
（ 岩崎 宰守 ）
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