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CA、アプリケーション開発/変更情報を統合管理するツールの最新版


 コンピュータ・アソシエイツ株式会社(以下、CA)は、アプリケーションの情報とその開発工程を統合管理するツールの最新版「AllFusion Harvest Change Manager Release5.2.1(以下、AllFusion Harvest CM R5.2.1)」を7月8日より発売する。価格は1ユーザー27万円から。

 AllFusion Harvest CMは、アプリケーションの開発/変更と本番環境への移行に必要な情報を一元管理するツール。データへのアクセスコントロールや、データの不整合や違反を自動検知する機能も備え、ITIL認定テンプレートも提供される。

 同社では、同時並行開発や分散開発を行う企業や、ITILやCMM(Capability Maturity Model)の活用により生産性向上を図るSIを対象に販売を行い、初年度5億円、3年後20億円の売上を目標とする。

 新バージョンでは、米Mercury Interactiveのテスト工程管理ツール「TestDirector」からAllFusion Harvest CMを起動できるプラグイン機能が追加され、TestDirectorのテストスクリプトとソースコード、関連ドキュメントを、AllFusion Harvest CMのリポジトリで一元管理可能になった。

 また定型レポートに加えカスタマイズも可能なレポート機能において、ドリルダウンやグラフの生成が可能になった。

 このほかIBM WebSphere Studio5.1.x、Eclipse 2.1.xをはじめとした主要な統合開発環境の最新版との統合もサポートした。さらに環境移行時に配布コンポーネントと稼動コンポーネントの差異をチェックするアプリケーションサーバー導入用モジュールが、新たにz/Linuxに対応した。

 対応OSはWindows 2000/XP/Server 2003、Solaris、AIX、HP-UX、Linux。



URL
  コンピュータ・アソシエイツ株式会社
  http://www.caj.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.caj.co.jp/press/2004/07/harvest.htm


( 岩崎 宰守 )
2004/07/08 19:14

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