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PDFファイル作成時のオプション設定画面
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グレープシティ株式会社は、米LEAD Technologieが開発した文書ファイルをPDF/画像に変換するツールの最新版「LEADTOOLS ePrint 4.0J」を7月9日より発売する。価格は12,600円。
LEADTOOLS ePrintは、Word、Excel、PowerPointをはじめとした文書ファイルの印刷イメージを、PDFやJPEG、TIFF、BMPなど100種類を超える画像形式に変換できるツール。OSからはプリンタドライバとして動作する。
PDFファイルは、文字検索可能な文書形式と、検索不可能な画像形式に変換できる。またWindows拡張メタファイル(.WMF)をはじめとしたベクター形式での保存も可能だ。このほか、2/4/8/16ページ分の用紙レイアウトや、ヘッダ、フッタ、余白、罫線、透かしを追加したプリンタ出力も可能で、レイアウト設定の保存にも対応している。
このほかJPEG 2000フォーマットでの保存にも対応し、専用ビューアも付属する。またウィンドウ、メニュー、指定領域のキャプチャツールも同梱されるほか、ePrintの機能を利用したアプリケーション開発キット(API関数、COMオブジェクト)もあわせて提供される。
新バージョンでは、PDFファイル保存時にRC4 40ビットキーによる暗号化、ユーザーごとの閲覧・コピー・印刷などの操作制限、パスワード設定、ウォーターマークの追加といったセキュリティオプションを追加できるようになった。
対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003。Windowsプリンタドライバをサポートするすべてのアプリケーションで動作する。
■ URL
グレープシティ株式会社
http://www.grapecity.com/japan/
LEADTOOLS ePrint
http://www.grapecity.com/japan/support/database/P3_225.htm
( 岩崎 宰守 )
2004/07/09 14:33
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