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オートデスク、Webベースの地図情報システムを構築する開発ツールの最新版


 オートデスク株式会社は7月13日、図面や地図情報などのデータをWebブラウザ上で利用できるアプリケーションの開発ツール「Autodesk MapGuide 6.5(以下、MapGuide 6.5)」の販売を開始した。

 MapGuide 6.5は、WebベースのGIS(地理情報システム)を構築するための開発ツール。地図作成アプリケーション「Autodesk Map 3D 2005(以下、Map 3D 2005)」で作成されたDWGデータや、DWFデータをサポートする。また、航空写真やスキャナで読み込まれたラスターデータを編集する「Autodesk Raster Design 2005(以下、Raster Design 2005)」で作成したデータを利用することができ、設計情報としてのCADデータが地理情報分析・管理のGISデータとして活用できる。

 価格は10ライセンスで124万9500円から、アップグレード版が17万8500円から。また公共機関や教育機関向けの特別価格ライセンスも用意されている。

 同社ではMapGuide 6.5とMap 3D 2005、Raster Design 2005で構成される「オートデスクマッピングソリューション」により、内閣の「GIS関係省庁連絡会議」が必要性を指摘しているという、CADとGISのシームレスなデータ連携を実現するとしている。



URL
  オートデスク株式会社
  http://www.autodesk.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?siteID=1169823&id=4464412&linkID=1158289

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( 朝夷 剛士 )
2004/07/13 19:33

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