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デルと日本オラクル、Oracle 10gとサーバー2台を組み合わせた小規模クラスタパッケージ


 デル株式会社と日本オラクル株式会社は、サーバー/ストレージのハードウェアと、データベース/クラスタのソフトウェア、導入サービスを組み合わせた「Oracle 10g クラスタリングソリューションパッケージ」を7月15日より発売する。価格は最小構成で約1300万円から。

 Oracle 10g クラスタリングソリューションパッケージは、デルのハードウェア製品であるXeon 3.06GHz CPU×2、2GBメモリ、36GB HDD×3を搭載したサーバー「PowerEdge 2650」を2台、ストレージ「Dell|EMC CX300」、スイッチ「PowerConnect 5212」に、日本オラクルのソフトウェアである「Oracle Database 10g Standard Edition」の10 Named User Plusライセンスを組み合わせたソリューション。

 Oracle Database 10gのライセンスでは、Standard Editionの場合でも、クラスタリングソフトウェア「Oracle Real Application Clusters 10g」を用いた4CPUまでのクラスタ構成まで利用できるよう変更されている。今回のシステム構成はこれを反映し、検証の上で最適化されている。両社では中堅、中小企業に向けて、「デル・プロフェッショナル・サービス事業部(DPS)」の導入サービスを組み合わせて提供する。

 これにより、導入前のシステム検証や、複雑な導入作業を行うことなく、短期間、低コストで負荷分散と障害からの早期復旧が可能な無停止型システムを構築できる。対応OSはRed Hat Enterprise Linux 3.0、Windows Server 2003のいずれか。



URL
  デル株式会社
  http://www.dell.com/jp/
  日本オラクル株式会社
  http://www.oracle.co.jp/
  プレスリリース(デル)
  http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2004/040715
  プレスリリース(日本オラクル)
  http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1141

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( 岩崎 宰守 )
2004/07/15 17:01

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